2023年7月25日
トリリウム DDHトレイルサイド
美味ぁ。久しぶりにヘイジーでこんなに美味いの飲んだ。というよ...
アロマはグレープフルーツや松の香りが支配的でさほど複雑ではないのだが、口に含んだ瞬間、まさにファンタスティック!なフレーバーが脳天にガツンとくる。
一瞬で10種類くらいの要素が一気に舌の上を駆け巡る。これはなかなか衝撃的。最近のクラフトビールらしい、複雑で遊び心あふれるビールだ。だがそこはシエラネバダ。しっかりとバランスも取れている。
まず口に含むととろっとしたテクスチャーが印象的、ビールにしてはかなり粘度がある。見た目も濁りがあり、ジューシーでヘイジー感がたっぷり。
フレーバーはマンゴーやパッションフルーツの様なトロピカル系、ホップの松やグレープフルーツの香り、それと原料に小麦とオーツ麦を使っているそうだがオーツ麦の甘さと風味がほんのりとある。
余韻ははじめトロピカルフルーツの様な甘さがふわっと現れるのだが、その後にホップのしっかりした苦味が来て、最後はアルコール9%で上顎を焼かれる感じでフィニッシュする。上顎をアルコールで焼かれている時は若干モルト感が勝っているかも。
とにかく複雑で、表現も難しいし、好みも大きく分かれそうだ。好きな人は好き。
単独で飲んだ方がこのビールの複雑さを堪能出来るだろうし、僕は現時点で料理とのペアリングは皆目見当が付かない、そんなビール。