2023年7月28日
シメイ ブルー
飲んだか飲んでないかわからないシリーズ。きっと大昔に飲んでる...
香りはコリアンダー、ほのかに柑橘系や洋梨系の香り。
テクスチャーが豊かでフルボディ。喉を通る時胡椒のようなスパイシーなフレーバーが刺激する。
控え目なモルトの甘みとほんのり香るホップ。
アルコール度数も8%でどっしりとして飲み応えがあるが、全体的にバランスが取れていてとても飲みやすい。
メーカーも4〜10度に冷やして飲むことを推奨していて、パンチがあるのにするする飲めてしまう、ベルギーのスペシャルビールにたまに見られる良い意味で危ないヤツである。
ベルギーは元々ビアスタイルにカテゴライズ出来ないようなオンリーワンのスペシャルビールの宝庫だが、歴史の新しいこのラ・シュフも既存のどのスタイルにも当てはまらないスペシャルビール。
歴史深いベルギーの中で1982年創設と比較的新しい醸造所であるアシュフ醸造所が造っている。
創設時期からしてクラフトビールメーカーと言って良いと思うし、フルボディの8%のビールを4度に冷やして飲ませようとするところなど、新しい時代のチャレンジを感じる。
とはいえベルギービールらしさが無いわけでもなく、新感覚ながら、いかにもベルギービールらしい味わい深さはしっかりと継承されていて、昔ながらのベルギービールが好きな人にも大いにおすすめしたい一本である。
チーズも合うしシーフードとか良さそう。日本食にも合うかも。