バーントミル　ピントルペールエール

爽やかなシトラスの香り。トロピカルな甘さを思わせる香り。

凄くスッキリさっぱり飲めるペールエール。余韻の引きが素晴らしい。

4.3%だが軽すぎる訳でもなく、香り、苦み、そしてモルトの旨みとどれもしっかりしているしバランスが取れている。所謂ミドルレベルで上手くまとまっているというヤツだ。

足りない物は無く、余計な物も無い。

公式の解説を見るとドライなフィニッシュとあるが、個人的にドライというと苦味が強く辛口な余韻の印象だ。このピントルペールエールはドライというかクリアでキレが良いという印象。何が違うの？と思われるだろうが、全体に穏やかでスッと引いていく余韻が一般的に「ドライ」とされるビールとは全然違うと感じるのだ。一般的な「ドライ」はもっと苦味が強く重い。

公式の解説に爽快なオールデイビアとあるが、そこは完全に同意。毎日飲むにはぴったりな飲み飽きないビールだと思う。

カスケードホップのキャラクターが印象的なのでさすがに和食に普通に合わせるのは難しいように思うが、洋食テイストの食卓なら普段飲みに出来そうなバランスの良いビールである。