2021年9月18日
バーントミル ピントルペールエール
爽やかなシトラスの香り。トロピカルな甘さを思わせる香り。 凄...
ブリュードッグの野生酵母を使ったオーバーワークスシリーズ。ホーカスフォーカスはフレッシュのブルーベリーを使いスコッチウィスキーの樽で熟成させた「サワースタウト」だ。
アロマはチョコレートやウィスキーの香り。
口に含むとまず酸味とブルーベリーの風味が来る。と言ってもブルーベリー本来の甘みは無く、酸味やモルトの香ばしさ、ウィスキー樽の香りと相まってまるで赤ワインの様な香味となっている。
モルトのチョコレート様の香りは常に感じるが甘さは無くドライスタウトの様な特徴も持っている。まさにサワーエールとスタウトを掛け合わせたビール。
他のどのビールにも似ていないように思う。酸味、苦味、渋味とウィスキー香。これらがしっかり絡み合って独特の味わいとなっている。
このフルボディの赤ワインの様な味わいを活かすには、しっかりとした料理とペアリングするのが良さそうだ。
ベリーソースのジビエ肉なんてどうだろう。鴨や鹿のロースト。ボルドーワインが合うような料理なら合うと思う。強い酸味がジビエ肉のクセをマスキングしてくれそうだ。チーズも悪くない。
まだまだ思いもよらないようなビールがあるものだなあと思わせられる1本。