2023年7月17日
インゼル ジャーマンコーストDIPA
インゼルのジャーマンDIPA。ウェストコーストをモジッてジャ...
アロマは枯れ草や牧草、少し若い草の香りもある。
味わいは非常にクリアで、スッキリした後味のあとに苦味の余韻が心地良い。
苦味の指標となるIBUが33もある。ピルスナーとIPAの間くらいの数値。
ドイツのピルスナーは水質の影響で北に行けば行くほど苦くなる。ラーデベルガーが造られているのはザクセン州ドレスデン。緯度はドイツの真ん中あたりで、東の端っこらへんにある。ベルリンの下。
チェコのピルゼンと直線距離で200キロほどしかない。そんな地理関係もあったのだと思うが、ドイツで最初に造られたピルスナーだそうだ。
この味はドレスデンの水でしか作れないのだろう。創業から同じ工場でピルスナーだけを作り続けている。
麦の味わいは皆無だが、ホップが良く効いていて香りも苦味も強いのでセッションIPAとか好きな人にはおすすめ。
普段日本のピルスナーを飲んでる人にもおすすめ出来るし、日本食にも合わせやすいと思う。
タレの焼き鳥とかと合わせると、タレの甘さをラーデベルガーの苦味が流してくれそう。