2023年7月28日
シメイ ブルー
飲んだか飲んでないかわからないシリーズ。きっと大昔に飲んでる...
ずっと気になっていた温めて飲む為に作られたビール。いわゆるホットビールを初めて飲んでみた。
冬だけの限定醸造らしいが運良く2016年のヴィンテージをゲット。
賞味期限が2016年9月15日になっているがこの手のビールは熟成による変化も魅力の1つ。
まず試しに温めずに飲んでみる。
香りは原材料のさくらんぼ、クローブ、シナモン等が素直に感じられる。
製法は詳しく知らないがおそらくは木樽で熟成したであろうというちょっとくすんだような木の香りがする。熟成してる感じが強い。
苦味などは無く、穏やかで上品なフルーツビール。
泡は全然立たない。
温めてみる。温度計で少しかき混ぜると凄く泡が立った。面白い。
飲んでみるとスパイシーさが際立つ感じで、甘味も当然温度が上がる事によって強く感じる。
ほっとするような味。
やはり温めた方が美味しく感じる。
泡がカフェラテのように残り、口の中にビールと一緒に入ってくるとふんわりとした感触がとても心地良いアクセントになる。
温かいビールと聞くと身構えてしまいそうになるが、甘いフルーツのホットドリンクにアルコールが入ってるという感じの印象。
ホットレモンの様なドリンクのチェリーバージョンでアルコールが入ってると思ってもらえれば、伝わるかな?
温めると本当にチビチビ飲む感じになるので、750mlは一人ではちょっと多い。
50度前後がおすすめらしい。
さくらんぼのキャラクターが強いので、やはりチェリーパイなどのデザートが合いそう。スパイシーさも効いてるのでデザートが甘くてもバランスは取れると思う。バニラアイスが添えてあっても良いかも。
シナモンの効いたアップルパイなんかも良さそう。
羊とか鴨とかベリーソースが合いそうな肉料理も悪くないかもしれない。