2023年7月28日
シメイ ブルー
飲んだか飲んでないかわからないシリーズ。きっと大昔に飲んでる...
デュッベルとも言ったりする。意味はおんなじ。ダブルは英語でデュッベルはオランダ語(ベルギーはオランダ語かフランス語を使う)
デュベル(悪魔)と似てるけど全然意味が違うので間違えないように。
修道院で造られるビールはトラピストビールという総称で呼ばれる。トラピストビールはスタイル名では無い。
その製法を踏襲して民間の醸造所で造られるものをアビィビールと呼ぶ。アビィビールはスタイル名では無い。
トラピストビールとアビィビールの内、高アルコールで濃い色合いのものをダブルと呼ぶ。
淡い色合いのものはトリプルと呼ばれダブルよりアルコール度数が高い。
トリプルやダブルを生み出したウエストマール修道院はもともとは低アルコールのビールを造っていた。時代の変化でアルコール度数の高いビールを作るようになり、相対的なアルコール度数の違いによってダブル、トリプルと分けて呼んだ。
味わいはロースト感があり甘みがあるものが多い。チョコレートやカラメルを思わせる香味特性。
調べる限りベルジャンダークストロングエールとの明確な違いは無いようだ。ベルギーのこういった感じのビールの内、修道院で造っていればトラピストでそれを踏襲していればアビィ。その2つをまとめてベルジャンスタイルダブル。アビィではない、踏襲しているわけではないこういった感じのビールはベルジャンダークストロングエール。ってことでいいのかな。難しい。